少し前の週末、思い立ってひとり鎌倉へ行ってきました。

夫に子どもは任せて、気ままに一人旅です。

昔テレビで見て気になっていた

「写経」ならぬ、「写仏」をしてきました。

鎌倉の長谷寺では、毎日自由に写経や写仏ができるようになっています。

心を静めて、仏様の姿が印刷された線をなぞっていきました。

初心者の人は1時間半～2時間くらいかかるそうです。

時計を見ていませんでしたが、私もそれくらいかかったように思います。

書きはじめは、頭の中で色々なことを考えていましたが、そのうちに書くことだけに集中して、心が落ち着いていきました。

終わってから、ちょうど展望スペースで甘酒が売っていたので

一人甘酒をすすりながら、さらに身も心もあたためました。

写仏、情緒不安定になりかけていた？心もなんだかゆっくりと落ち着くことができ、

江ノ電からの夕日でさらに癒されました。

たまにはこういう時間もいいものです。

以前、高崎YOU HALLで開いたイラスト展で、描いたものです。

このイラスト展をした際に、いらしてくださった方に言われた、心に残っていることがあります。

イラスト展は1月の期間中だったので、阪神・淡路大震災のあった1月17日にふらりと立ち寄ってくださった方の感想でした。

「ありがとう。くよくよするのがバカバカしくなりました。」

震災があった当時、大阪にその方はいたらしく、震災であった色々な悲しいことに

胸を痛めてその日は過ごしていたということでしたが、イラスト展にふらりと立ち寄ってくださり、私の絵を見て、こんな風に感謝の言葉をかけていただきました。

阪神・淡路大震災が起きた当時は私は小学6年生でしたが、

あまりその時の記憶はなく、テレビで高速道路などが倒れているのを見て覚えていたくらいで、全く別の場所での出来事として捉えていました。

被害に合われた方々の痛みを、しっかりと理解はしておりませんでした。

思いがけずその日に、自分の描いたものが震災に合われた方の心につながって、非常に驚いたのを覚えています。

自分の描いたものが影響して、少しでも元気になってもらえるんだ…と。

イラストを描く意義を教えていただけた出来事でした。

今年で20年たつということです。

当時の様子をメディアの写真などで見返すと

本当に言葉がありません。想像を絶する状況がさらに現実としてあったと思います。

自分も忘れずに、できることに取り組んで、過ごしていきたいと思います。

年末年始に

夫の実家、広島と、私の実家、群馬に行ったときの

息子の様子で気づいたことです。

その場にいない家族に気づくと、

その人はどこにいるのか確認するようなことをしていました。

他にも、

曾おばあちゃんが一人で自分の部屋にいると、

曾おばあちゃんの部屋に行って遊びだしたり、と

たまたまかもしれませんが（親のひいき目かもしれませんが…）

子どもなりに皆にまんべんなく、触れ合っているようでした。

「私のほうが見習ねば…」と思ったことでした。

2015年になりました。

いつもホームページをご覧いただきまして、ありがとうございます。

昨年は、少しずつですがお仕事でイラストを描かせていただける機会があり、

大変勉強になりました。

まだまだ未熟ではありますが、私なりのペースで色々と挑戦して、技術を身につけていきたいと思います。

そして、皆様に楽しんでいただけるようなイラストを届けていきたいと思います。

今年もどうぞ宜しくお願いいたします。

年末年始は、夫の実家「広島」と、私の実家「群馬」を両方とも回るという

欲張り大旅行を決行してきました。

どちらの家でも息子は遊んでもらえて楽しそうに過ごしていました。

そして、広島弁を覚えたり、家族のケンカを仲裁するなど

またすごく成長しました。

そのエピソードはまた、ブログでぼちぼちとお伝えしたいと思います。

2015年も、皆様にとって良い年となりますように☆